小学校のころは自分の家は中流階級と思ってました。
田舎の公立学校育ちなので周りに金持ちがいなかったのでそう感じたのでしょう。
10代半ばになると、色々と社会がわかっていきます。
家は県営団地、車はボロイ、父親はブルカラー職、自分の家は貧乏だと理解します。
親は団塊世代で自分は団塊Jrなので、自分の子供時代は高度経済成長からバブル崩壊と激動の時代を生きてきました。
バブル崩壊は私の家に影響を与えました、父親はリストラまでいかなくてもかなり賃金カットされ、更に貧乏になっていきます。
ケチケチ生活の始まりです、そしてお金を使うことに罪悪感を感じるようになっていきます。
自動販売機でジュースを買って、勿体ないイオンなら30円ぐらいなのにと、いちいち後悔するのです、お金を使うことでストレスが溜まるというバカげた話です、買い物依存症の逆ですね。
私は以前まで物欲が本当に無かったです、車も服も何も欲しくないのです。
そういう人はニートになりやすいと思います、物欲が無い人は欲しいものがないのでお金を稼ぎたいという労働意欲が皆無です。
ただ、最近は働きだして多少は服とかカバンとか気になりだしました、この年齢で遅すぎますよね。
ただ今でも、何か買うたびに罪悪感を感じてしまい素直に喜べません。
逆にいい車に乗ってイイ女と付き合いたいなど、物欲がある人の方がニートにならないと思います。
金持ちになりたい、そういう欲望むき出しの人の方が社会で成功するのかもしれません。
節約はいいことですが、しすぎるのもよくありません。
働いてお金を稼いで欲しいものを買うというのは悪い事じゃありません。
自分の所得以上の無理な買い物はいけませんけどね。
一番ダメなのは、自分みたいにお金を使うことに罪悪感を感じる人です、こういう人は人生を損してると思います。
全て当てはまる人は私と同類です。