日記

大学時代の話。

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大学時代の話です。
10代の長いニート期間を卒業して大検に合格して予備校に通い、そこそこ有名な私大へ入学しました。
大学に入る前は夢いっぱい希望いっぱいで、合格通知を受け取った時は飛び上がる程喜びました。
もしかしたら人生で一番喜んだかもしれません。

憧れのキャンパスライフを満喫する、イジメで高校中退して冴えない人生を送っていたのでやっと自分にも春が来たんだと思いました。

しかし、現実はそんな甘くありませんでした。
まず入学したとき既に自分は22歳ぐらいになっており、周りと年齢が離れていて馴染めませんでした。
年齢のせいだけじゃなく自分のコミュ障もあるとは思いますが、ゼミなどで自分だけ一回り年上だったので、ただでさえコミュ障なのに尚更気が引けて話せませんでした。

そして一番つらかったのが貧富の差です。
そこそこ有名な私大だったので、周りは金持ちの子ばかりでした。
自分の家が貧乏な自覚はありましたが、中学高校時代なんかそれほど体感する事はありませんでしたが大学は違いました。


新入生の歓迎打ち上げ会やゼミでの交流会などの飲み会で、毎度一万円ぐらい徴収されました。

バイトで交通費や学費の一部を払ってた自分にはとても毎回参加できずに、尚更ぼっちになっていきました。
お昼ご飯を食べるお金もないので、昼休みはトイレに籠ったりベンチでポツンと座ってました。
みんなはキャンパス内のオシャレな店でランチしてるのに・・・

全員が金持ちの子とは言いませんが、公立の貧乏育ちの自分にとっては別世界でした。
自分はここにいるべき人間じゃない、場違いだと思いました。
国公立大学に行くべきでしたが、私大は3教科でよかったので高校中退で既に20歳超えてた自分は5教科は時間的に厳しいと思い3教科を集中して勉強して私大一本に絞ったのです。

長距離通学とバイトなどで体力的にもつらくなり2回生の途中で退学しました。
家が金持ちだったらと当時は悔しい思いでいっぱいでした。

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