一件目が何とか終わりましたが、時間が大幅にオーバーしたので急いで2件目の家に。
何とか遅刻せずに到着しました。
家は古い府営住宅、家の中はゴミが散乱して汚い。
初老の男性で上半身は裸でイレズミがありました、見た目からして怖くてあっちの世界にいた住民だなと思いました。
初日から連続でハズレを引いたと泣きそうになりました。
スマホの開通や契約の書類は訪問宅に直接届いているので、まず最初にその書類の確認をしないといけないのですが封筒の中身が見当たらない。
確かにその通りだけど、いきなりケンカ腰でビビる・・・
どうやら封を開けてゴミ部屋で中身をバラまけたようで探すのに一苦労、10枚ぐらいある書類をすべて見つけるだけでかなりの時間がかかる。
開けるならちゃんと保管しておけと言いたかったけど言えるわけない。
月額使用料などお金に関する事は、事前に詳しく説明しておかないと後々トラブルになると研修で言われたのでマニュアル通りにする。
またキレられる。
スマホ契約のために、住所や名前など複数の書類に記入してもらう必要があるのですが、ここでも「お前が書け」など理不尽にキレられる。
仕事初日でなんでこんなとんでもない奴にあたるのかと半泣きになる。
ビビって震えながら契約と開通作業を進めていくが、またトラブル発生。
訪問宅で契約するには、固定電話か家族の携帯電話などもう一つ電話番号がいるのですが、どうやらこの人は一人暮らしで固定電話もないもよう。
緊急のヘルプセンターがあるので、そこに至急電話して現状を話しました。
どうやらどうやっても契約は不可能だとわかりました。
もう怒号、こんなアスキーアートじゃないレベル。
しかも自分は仕事初日で会社からまだ名刺を貰ってないので、「名刺はありません」と答えると更にブチ切れられて収集が付かなくなる。
店頭ならこういうモンスターがいても、他の店員もいるので助けてもらえますが一人で相手宅に行くと仲裁に入る人がいなくなります。
第三者が誰も見ていないという密室で2人きりというシチュエーションもモンスターに拍車がかかります、本当に恐ろしいです。
最終的に土下座させられ、嘘の名前住所と電話番号を書いて逃げるように家を出ました。
スマホを売りつける前に契約するには電話番号はもう一ついるとなぜ事前に説明しないのかと、この件も私は全然悪くないよ・・・