2002年~2012年
FF11ををずっと続けていたが、実家暮らしとはいえネット回線費用や年金など生活費なども必要になってくる。
第2次ニート期間になって、しばらくして僅かな貯金は底をつきかけていた。
返済を猶予してもらった奨学金も返さないといけないし、ここで働く決断をしていればニート期間も短くなっていただろうけど、幸か不幸かRMTでお金を稼ぐ手段を覚えてしまう。
半端にゲームでお金を稼げてしまったので、更に家に引きこもるようになってしまう。
ピーク時代は月に20万円ぐらいコンスタントに稼げていたので実家暮らしのボクはお金には困らなくなった。
奨学金も大学に1年ちょいしか通ってなかったから、そこまでの金額じゃなかったのでRMTで稼いだ金で余裕で全額返済できた。
ただ、数年間同じゲームをやり続けるとさすがに飽きてくる。
ボクはFF11で引退や復帰を繰り返すようになった。
引退中はRMTで稼いだ金で株やFXに手を出したりした。
RMTで小銭をコツコツ稼ぐより株でドカンと大金持ちになろうとした。
当時は、BNFやらCisやらがもてはやされてた時代。
でも結局、凡人以下の自分では全く稼げずに無理だとわかり株は引退する。
2009年頃になるとRMTでも稼げなくなり、FF11を引退する。
金を稼ぐ手段を失いまとめサイトを運営しようと、いくつかのサイトを作ったがどれもうまくいかなかった。
そのあとも、ボクは就職せずにダラダラとネットやゲームをして過ごした。
この頃になると親も諦めたのか、何も言わなくなり会話も無くなった。
気が付くとボクは第2次ニート期間に入り10年経過して35歳になっていた。
第1次ニート期間の6年間はとても長く感じられたけど、第2次の2002年~2012年の10年間は本当にアッと言う間に時間が過ぎた。
ネットしてゲームして気づいたらオッサンになっていた、鏡を見ると中年のオッサンが映っておりタイムスリップしたような感覚になる。
いつこんなに時間が経過したかわからない、本当に恐ろしくなる・・・